基本的人権と愛国心 [世界平和]
自民党憲法改正草案の前文で、「日本は長い歴史と固有の文化を持ち、日本国民は国と郷土を誇りと気概をもって自ら守り、和を尊び家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」と述べている。
また、草案の3条2項では「日本国民は、国旗・国歌を尊重しなければならない」と述べている。
自民党の多くの議員は、権利偏重が、個人主義の行き過ぎ、利己的社会の蔓延につながったと嘆いているが、利己主義は昔からあったので、人権尊重が原因ではない。
学校現場での国旗、国歌の強制と併せて考えると、日本人としての生き方の指図をされているような気持になる。
「和」は良いものだが、家族の助け合いとくると、社会保障を安上がりに済ます陰謀ではないかと勘繰りたくなる。愛国心は強制するものではなく、自然に育つよう計らうものだ。
コメント 0