民主化の段取り① 政党活動の自由化 [世界平和]
過去4回の当ブログで、アジアにおける民主化運動の成功事例と、民主化のあるべき姿を見てきた。
中国の民主化は、アジアの平和はもちろん、世界の平和に直結する最重要テーマである。中国国民も民主化を熱望しつつ、どこから手を付けたらよいかわからず、半ばあきらめているテーマである。
そこで、中国の民主化を進めるため、習近平政権側から見て、どこから手を付けたらよいか、何回かに分けて考えてみよう。
筆者は親中一辺倒ではない。中国の良いところも悪いところも、ありのまま見ているつもりである。安倍首相は、中国の脅威をあおり、ハリネズミのように敵愾心を燃やすより、平和外交に活路を見だしてほしいと思っている。
1.政党活動の自由化
言論の自由と、結社の自由を認め、自由に政党を作らせることから始めよう。共産党はそのうちの一つの政党になり、当面政権政党と認めることになる。これが無血革命の始まりである。
言論の自由を認めることで、テレビ討論などを通じて、喧々諤々の議論が始まり、国民の活力は倍増する。共産党一党独裁に対する不満のガス抜きにもなり、共産党をすぐに倒す運動が始まることはないと思う。
各政党は、中国の政治経済について、20年程度の長期ビジョンと、5年程度の短期ビジョンを、競って作り公表すべきでる。政党間で国の未来を熱く語り、競争することで、国民の意識の向上が期待できる。
地元、恩田川、2kmに500本の桜並木
私も親中とまではいきませんが、中国との協力を望むものです。
日本は今孤立していますね。
中国の民主化は書かれている通り、言論の自由と結社化だと思います。
それでも中国共産党はゆるぎないと思うのですが・・・
桜がきれいな川ですね
by majyo (2017-05-12 18:44)
コメントありがとうございます。日本のとって中国はよそ事ではないと思っています。
桜、気に入っていただいてよかったです。直交する道路にも400本くらいあります。
by 外交に物申す会 (2017-05-13 10:02)