地球環境⑯ 日本の温暖化と望ましい対策 [環境問題]
1.日本の温暖化の現状
日本の平均気温は、気象庁の発表によると、図の通り100年間で1.21℃上昇した。特に1990年代以降、上昇基調が続いている。
2.温暖化の原因と、その緩和と適応(下図参照)
①温暖化の原因は、人為的要因としては温室効果ガスの排出増である。自然的要因には、宇宙線、太陽の黒点、火山噴火などがあるが、これらは人の手には負えないものである。
②温暖化の緩和策として人類が関与できることは、温暖化ガスの排出を抑制し、神聖にして二つとない貴重な大気を汚さないことである。
③温暖化への適応策としては、防ぎきれない温度上昇による災害を回避することである。多発する森林火災を最小限に抑える消防組織の整備、水資源管理、食料備蓄、感染症対策など多岐にわたる。
3.まとめ(筆者コメント)
①日本の一人当たりプラごみ排出量は、米国に次いで2番目に多い。リサイクル率は3割以下で、残りは焼却されたり、海に流出したりしている。プラスチックの減量と再生が急務だ
②スペインの会社で、漁師が海から回収した漁網などのプラごみを衣料や靴などに再生して注目を浴びている。プラごみは、世界で年800万トン流出しているので、同様の取り組みが望まれる。
③昨年のオゾンホールの面積は、1990年以降で最小になったという。フロンの規制の成果で、やればできることの証明になった。
2020-02-21 09:00
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