千両と万両 [詩・俳句・エッセー]
庭に千両と万両が植わっていて、両者とも冬に赤い実をつけて楽しませてくれるが、千両はセンリョウ科、万両はサクラソウ科と遠縁である。
我が家の千両の実は、毎年、少し赤みがさすとヒヨドリに食べられてしまい残念である。万両の実はいつまでも残っているので、味に大差があるのかもしれない。
気に入りの庭木占領群ら雀
「雀」も「群ら雀」も一年中いるので季語ではないが、雀の子、雀の雛、雀の巣は春の季語になっている。姦しく鳴く「群ら雀」は冬に目立って遭遇するので、筆者は冬の情景として詠んでみた。
ちなみに「群れ雀」はマメ科の落葉低木で、春の季語となっていて、大変ややこしい。
カケス 撮影:鳥好閑人さん
コメント 0