コロナ禍でも冷たい政府 [詩・俳句・エッセー]
コロナ禍において最も国民に冷たかったのは、G7の中では日本が一番であった。2018年に比べ、コロナがピークを迎えた2021年までに増やした財政赤字を調べてみると、1位のカナダは1.4倍、2位のアメリカが1.34倍、3位のイギリスが1.31倍で、6位のドイツが1.21倍、日本は7位・最下位の1.1倍であった。(三橋貴明氏の調査)
筆者の意見:
①緊縮財政の罠: 財務省がコロナ禍でも財政の膨張を嫌い、他国に比べて国民を救う意識が低いために、日本は危機からの脱出に手間取り、国民を苦しめている。
➁財政支出をやりすぎたアメリカ: アメリカはコロナ対策の大胆な財政出動でインフレをこじらせ苦しんでいるが、おかげで国民は豊になっている。日本は危機対策の際にもっと外国のやり方を学ぶべきである。
③円安はチャンス: コロナ禍の財政拡大が円安をもたらしたという説があるがそれはウソ。円安は日米金利差の拡大が原因であり、日本は円安を好機ととらえて海外工場の国内回帰などに生かすべきである。
俳句 題: 菜虫
手料理の虫を目ざとく探す子ら
虫の好く小松菜明日を待たず摘む
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