新自由主義とミルトン・フリードマン [詩・俳句・エッセー]
ミルトン・フリードマン: 1912年ニューヨーク生まれでシカゴ学派の重鎮。1976年ノーベル経済学賞受賞。
彼は自由市場、自由貿易を重視し、市場競争が経済の繁栄をもたらすとして新自由主義を提唱した。具体的には、規制緩和、官から民へ(民営化)、小さい政府、自己責任、福祉の切り捨て、緊縮財政等の政策が推奨された。
筆者の意見:
この政策は、インフレ時には弊害が少ないが、デフレ時にはデフレスパイラルを昂進し、経済的格差を拡大し、自然災害への対応力を損なって、社会の不安定化を助長すると思う。
また、国際金融資本が好むグローバリゼーションと合体して世界的な富の収奪に加担している。
俳句 題: 虹
運命の妻との出会い虹二重
父母の子に生まれきて虹の朝
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