戦争責任㉜ ガダルカナル島の戦い [戦争責任]
● ガダルカナル島の戦い
ガダルカナル島の戦いとは、1942年8月から翌年2月まで西太平洋のソロモン諸島にあるガダルカナル島で繰り広げられた戦いである。日本はこの戦いで兵員、軍艦、航空機、燃料等をたくさん消耗し、国力を大きく減らした。
ミッドウエー海戦で空母4隻を失ってしまったため、ガダルカナル島に飛行場を作ることにし、8月5日に第一期工事が完成した。
2日後アメリカ軍は8000名の戦力で攻撃を開始、飛行場も占領された。ここから日本は支援隊を小刻みに繰り出し、補給のないまま死闘を繰り返した。まさに餓島である。結局1943年2月に撤退したが、負傷者は自決させられた。
出来事・事件 (太平洋戦争を敗戦に導いた事) |
責任度 % |
重要度% |
責任評価点(責任度X重要度÷100) |
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日本 |
相手 |
日 |
中 |
鮮 |
米 |
露 |
英 |
独 |
他 |
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● ガダルカナル島の戦い |
100 |
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50 |
50 |
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▲筆者のコメント
①補給もないまま、持久戦を戦うことがいかに無謀なことか分ろうとしない。参謀本部の連中も精神論だけを振り回して、もうすでに破綻してしまっていた。
➁将兵の環境対応は立派であった。しかし、一度しかない人生を無駄になくしてしまったのは、本当に気の毒であった。
③退却を転進、戦死を散華、全滅を玉砕、戦死者を軍神と言い換えて、事態を隠ぺいする大本営や参謀本部などの軍部の体たらくは目に余る。
オオカラモズ 撮影:鳥好閑人さん
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