魚氷を出る [詩・俳句・エッセー]
2月14日~2月18日は、七十二候の「魚氷を出る」で、二十四四節気「立春」の末候にあたる。
この時期の関連語としては、薄氷(うすらい)、明日葉(あしたば)、ワカサギ、金縷梅(まんさく)、バレンタインデー、メジロ、などがある。なお、つがいのメジロに遭遇すると運気がアップするといわれている。
薄氷や飛び出しそうな魚の影
散歩道つがいのメジロ見つけたり
金縷梅は末(す)枯れの庭の立役者
コラム 国債60年償還ルールは偽計
政府は毎年、国債発行残高の60分の1(約20兆円)を歳出予算として計上している。これが国債60年償還ルールで、世界で唯一日本だけのやり方である。
満期の国債は、毎年「国債借り換え」で済ましているので、国債60年償還ルールは実態と異なる会計制度となっている。
財務省の狙いは、歳出を見かけ上膨らませて、歳出カットの圧力に使いたいのであろう。
国債は国民が負担すべきものではない。また、財政健全化は結果であって目的ではない。財政均衡は国民を豊かにする目標達成の結果、意図せずにもたらされるものである。
ムクドリ 撮影:鳥好閑人さん
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