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財源は自然増収 [詩・俳句・エッセー]

 国会では延々と不毛な財源論が飛び交っている。しかし、正しい財源論は、スペンディングファーストでまず国債を財源とし、経済成長による税の自然増収をもって埋め合わせることだ。

そのための政策の要点は下記である。

1.骨太の方針からプライマリーバランス黒字化目標を削除
国の政策課題は経世済民であり、国民を豊かにし幸せにすることだ。財政均衡一辺倒な財務省の省益は、好況期はともかく、不況期や横ばい期には国益である経世済民と一致しない。

2.奪い合いから富の創造へ 
分配を先にし、デフレギャップを埋めて、成長とパイの拡大を実現しよう。歳出改革というパイの奪い合いは人を不幸にし、デフレ圧力を高めて成長を妨げる。

3.大規模、長期、計画的な財政政策、成長戦略の実行
アベノミクスは、金融政策、財政政策、成長戦略の3本の矢を掲げたが、ほぼ金融政策の一本槍で成功しなかった。
経済成長は需要が供給を上回った時に起こる。需要不足で民間が苦しんでいるときは、貨幣発行の主体である政府が需要不足分にプラスアルファーを載せて支出することで好況と成長が実現できる。
財政支出先と規模、成長する技術分野について、10年計画を公表し毎年見直しをしよう。政府の失政による失われた30年を取り戻すには20年はかかるだろう。

4.経済成長と税の自然増収についてシミュレーションを公表
成長すれば税収が自然にどれだけ増えるか試算できる。現行の累進税率を改定して、儲かって所得が増えた人からより多く納税してもらうのは無理がなく理にかなっている。

 国民の99%が財務省の財政破綻のプロパガンダに騙されているが、シミュレーションの結果を見れば安心することができる。

 

俳句 題:ホトトギス(不如帰、時鳥)

亡き父の寝物語やほととぎす

老いてなお来年もまた不如帰


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