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水道民営化に反対 [詩・俳句・エッセー]

 グローバリズムの行き過ぎの事例の第一は水道民営化である。欧米の水道民営化は1990年代に始まり、水道料金高騰や、サービス・水質低下などの理由で、2000年以降、世界37か国235都市が、水道事業を公営化に戻している。

 水道民営化を周回遅れで始めたのが日本である。2017年、浜松市が日本で初めて下水道運営権を仏ヴェオリア社に売却した。現在までに8.8%の企業体が運営権や検針業務の民営化を実施している。

 有名なのは宮城県で、全国で初めて県単位の上下水道の運営権を20年間10億円で民間企業に売却し、昨年4月より民営化を開始した。村井嘉浩県知事は民営化により337億円のコスト削減が見込めるというが、実現の見通しはなく、逆に県民の負担増が懸念される。

日本のような災害大国では、国民の命にかかわる水道事業の民営化はやってはいけない。

 

俳句 題: 朝顔

人生は短し朝顔の如し

朝顔は深紅訪ねる蟻は黒


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