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習近平主席に告ぐ⑧ 民主化への道 Ⅳ  [平和外交]

習近平国家主席に対し、貴国の民主化への道程について、提言の続きを述べます。

 

5.連邦制による地方分権を本気で進めてください

 地方分権は、中央政府の行政権限を地方政府に移管することで、地方の実情に合った、顔の見える柔軟な統治を目指す政治制度です。地方分権は民主化への一里塚になると考えます。

 中央政府は国防、外交、金融などに専念し、国民の生存権の保障と生活向上は地方政府による地方自治に委ねることになります。

 貴国にとって、地方分権の成功のカギは連邦制導入と、公民社会(日本語の市民社会と同義)の育成であると思います。今回は連邦制について提案します。

 

   連邦制の導入

貴国は56の民族からなり、人口は14億人で、33の行政区に分かれています。これを、下記コラム記載のとおり、東北、華北、華東、中南、西南、西北の6つの連邦に再編し、中央の行政権限をすべて移譲するのです。

各連邦の人口は平均すれば2.5億人で、インドネシア一国ほどの規模になります。

   連邦制の長所

行政区の規模が拡大されることで、職員数、議員数の削減などにより、行政コストが削減され、行政効率の向上が期待できます。

それぞれの実情に合った地域づくりができるとともに、連邦間に競争原理が働いて、地域活性化、地方経済再生につながると思います。 

地域住民の意識改革により、5億の眼を持って、役人の腐敗を許さない、自主、自立の行政組織に作り替えることができます。

   連邦制の短所

連邦政府の政策によっては、辺境地域の切り捨てが起こる可能性があります。

また、運営によっては、財政的な地域格差が拡大する恐れもあります。

 

コラム 33の行政区を6つの連邦に再編

東北 3 黒竜江省、吉林省、遼寧省

華北 5 河北省、山西省、内モンゴル自治区、北京市、天津市

華東 7 安徽省、福建省、江蘇省、江西省、山東省、浙江省、上海市

中南 8 広東省、海南省、河南省、湖北省、湖南省、広西チワン自治区、

マカオ特別行政区、香港特別行政区 

西南 5 貴州省、四川省、雲南省、チベット自治区、重慶市

西北 5 甘粛省、青海省、陝西省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区


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