人生の意味とは何か⑦ さまよう心と瞑想 [哲学]
「人はなぜ生きるのか」、「より良く生きるにはどうしたらよいか」を模索している。歴史の中に多くのヒントがありそうなので、しばらくネタ探しをしてみよう。
今回は、「さまよう心と瞑想」について考える。
多くの人は、心と脳を混同しがちだが両者は全く違う。
脳は外界の刺激に反応して、身体を動かすハードウエアである。
一方、心は、脳で変換された刺激に反応して、
感情をつかさどるソフトウエアである。
愛や怒りや苦しみといった感情は
自分の心によって生み出される精神的反応だ。
心は自由奔放で短気で、常に思考や記憶や夢の中をさまよう。
心のありようを知るには、「瞑想」が最適だ。
瞑想は雑念を排除しながら自分の息に注意を集中し観察する「行」である。
多くの人は、自分が人生の主人であると思い込んでいるが、
自分を完全に制御できている人はいない。
瞑想を実践して、さまよう心の観察と制御の術を学ぼう。
リュウキュウアカショウビン 撮影:鳥好閑人さん
コメント 0