人生の意味とは何か⑭ 釈尊の教え [哲学]
釈尊は、紀元前5世紀前後の北インドの人で、仏教の開祖である。姓名はサンスクリット語で、ガウタマ・シッダールタ。釈迦牟尼・仏陀(ブツダ)の尊称もある。
29歳で出家し、35歳の時菩提樹の木の下で悟りを開き、80歳で没するまで、ガンジス川流域を周遊して人々を教化した。
釈尊は、大宇宙の創造主のような、阿弥陀如来を発見され、
その御心・本願(本当の幸福になれる真理)を
この世に紹介された最初の方である。
そして悟りの最高位である仏覚に到達したのは、
この地球上お釈迦様以外にはない。
教えの中心は、因果の理法(ダルマ)を求めることで、
自我の執着から生じる苦悩から自由になることであった。
そして、この宇宙で人間として生まれた奇跡を活かし、
悟りを得て、人間だけに与えられた使命・目的、
すなわち、「絶対の幸福」を実現することだ。
悟りは発心、修行、菩提(念仏)、涅槃(楽園)を
行き来しながら達成され、ついに彼岸に至る。
しかし彼岸の先にまた彼岸があるという。
「諸行は滅びゆくものである。
怠ることなく精進せよ」が最後の言葉になった。
筆者:死後の世界は誰にもわからない。
死ぬまで真摯に生きるしかない。
メジロ 撮影:鳥好き閑人さん
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