戦争責任➃ 江華島事件 [戦争責任]
●1875年(明治8年)、江華島事件
明治政府が初めて、朝鮮と開国を巡って衝突した事件。
明治政府は、朝鮮の開国をめぐって交渉を重ね、2月に「日朝修好条規」の調印に成功した。しかし、その後、朝鮮は開国の約束を反故にするなど不誠実な態度をとった。
そこで、9月、朝鮮沿岸に軍艦・雲揚を派遣して、測量等の挑発行動をとった。江華島に近づくと、朝鮮側が砲撃をしてきた。雲揚が応戦して砲台を破壊し、占拠した。
出来事・事件 (太平洋戦争を敗戦に導いた事) |
責任度 % |
重要度% |
責任評価点(責任度X重要度÷100) |
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日本 |
相手 |
日 |
中 |
鮮 |
米 |
露 |
英 |
独 |
他 |
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●江華島事件 |
50 |
50 |
4
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2 |
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2 |
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▲筆者の意見
①前項で触れた「西郷隆盛の征韓論」が敗れて、国内に大きなしこりが残ったが、このしこりが明治新政府を江華島に向かわせたとも考えられる。
②欧米に押し付けられた不平等条約を朝鮮に押し付けたことになる。欧米の開国要求のアジア版か。
③日本はやや横暴、朝鮮は不誠実であって、責任は五分五分。
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