もみじや蔦が黄葉する [詩・俳句・エッセー]
11月2日~11月6日は、七十二候の「もみじや蔦が黄葉する」で、二十四節気「霜降」の末候にあたる。
二人して四国の旅の照る紅葉
亡き母の思い出深し紅葉狩
母は101歳で亡くなったが、何回も旅に誘い、親孝行ができたことを自負している。
コラム グローバリズムの三態様(規制緩和、自由貿易、緊縮財政)
経済のグローバリズムは、「規制緩和」・「小さい政府」、さらには「国境の廃止」を指向する。
「規制緩和」は産業保護をはぎ取って、競争を促進し、国際金融資本に門戸を開放し、「自由貿易」を促進することになる。これが過当競争を生み、国内産業を疲弊させ、勝者と敗者の経済格差を拡大させる。
最後の勝者は国際金融資本だけという事態を招く。現に、アメリカなどの帝国主義国家が、軍産複合体や多国籍企業を操って、世界の富を吸い上げる戦略を実行している。
また、「小さい政府」は「緊縮財政」を志向し、デフレを長期化して、所得の中間層を減少させ、貧困層の大量発生につながる。
グローバリズムにはメリットもあるが、国内では産業の空洞化、格差拡大などのデメリットが容認できないほど大きくなっている。
アオジ 撮影:鳥好閑人さん
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