嫌中・嫌韓は一種の病気 [平和外交]
本屋の店頭には嫌中・嫌韓本がたくさん並んでいる。右傾化した若者や、ネトウヨと呼ばれるナショナリストが、これを読んで溜飲を下げている姿が浮かぶ。これは一種の病気で、小児病にかかっているように思われる。
隣国から理不尽で不愉快な言説が聞こえてくるのは事実であるが、同じレベルで言い争っていても解決にはいたらない。
唯一の解決策は話し合いである。額を寄せ合い、口角泡を飛ばして話し合うしかない。
話し合いの機会は、首脳会談や民間交流などいくらでもある。
日本側から言うべきことは次の三つに集約できると思う。
① 日本人は過去の歴史を真摯に反省している。ただし、理不尽な言いがかりには心を込めて抗弁する
② 日本人は現在も、将来にわたっても、平和を愛する民族で、平和以上の価値はこの地球上にないと思っていると伝える。
③ 戦略的互恵関係構築のために役立つことは何でもやる。そして、具体的に提案する。
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