野党再編⑧ グローバル化への対応 [政治・社会]
テーマ |
問題点 |
受け皿新党の政策 |
1. 格差対策 |
厚労省の2015年の調査によると非正規労働者は、1980万人 で、全体の37.4%であった。 正社員の平均月給32万円に対し、非正規社員21万円で、37%低い。(大企業に限ると、43%低い) |
非正規社員を無期雇用に切りかえる企業が最近増えてはいる。 不本意非正規労働者については、正社員に転換する仕組の採用を企業に課すべきである。 超富裕層向け、累進所得課税、資産課税を、国連に提起。 |
2.子どもの貧困対策 |
2012年の子どもの相対的貧困率(注1)は16.3%で、1985年の12.0%より高くなっている。 |
保健サービスの無償化のほか、貧困家庭に一定額の現金を支給。 教育格差是正のため、幼児教育の無償化、高等教育給付型奨学金を拡充。 |
3.法人税引き下げの国際的競争の防止 |
企業誘致を狙って、多国籍企業に対する法人税引き下げ競争が激しく、各国とも財政悪化に苦しんでいる。 |
国連に問題提起して、法人税の下限を規制するなど、地球規模の問題解決をはかる。 |
4.租税 回避の防止 |
多国籍企業が税逃れを狙って、軽課税国に資産や事業を移す動きが絶えない。 最近もパナマ文書が漏洩して、租税回避や、資金洗浄の不正摘発が続いている。 |
消費者や地域社会の利害を代弁するPKO /NGOによるボイコット運動を、日本が主導して展開。 日本ではタックスヘイブン対策税制として、外国子会社合算税制があるが、もう一段徹底する。 |
5.構造 改革の推進 |
国内産業の衰退を食い止め、競争力を強化するため、規制緩和による構造改革が必要。 |
農業分野については、担い手の育成や株式会社化などが有効。 旅行産業などはグローバル化と相性が良い。着地型観光や民泊の促進策が望まれる。 |
(注1) 国民の平均的な可処分所得の半分を下回る家庭で育てられている、18歳未満の子供の割合である。可処分所得の半分は、年122万円。(厚労省の調査)
コラム 経済のグローバル化について
経済のグローバル化は、国境を越えてモノ、労働力・資本・知識技術が移動することで、多国籍企業が中核となって進めてきた。
グローバル化のメリット:
1.生産性向上、国際分業、比較優位、生産コスト低減、雇用環境変化
グローバル化のデメリット:
1.産業の空洞化(国内産業衰退、富の移動、所得格差拡大、法人税収減)
2.雇用の喪失(失業者増、雇用保険増、子供の貧困化)
3.文化の衝突(地方衰退、伝統の消滅)
グローバル化は止められないが、問題点を浮き彫りにして
受け皿新党の政策の表ですが
これはすごいですね。よくぞまとめて下さった。
ありがとうございます。
by majyo (2017-09-23 16:44)
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