愛国心と愛国主義 [平和外交]
9月22日4時台のラジオ深夜便で、作詩家のなかにし礼氏が話された内容に感銘を受けたので、ここで取り上げたい。6月の当ブログ「基本的人権と愛国心」参照
氏は満州からの引揚者で、一年半も苦労を重ねた末、帰国された。戦争体験を糧に3千曲も作詞され、名曲も数多い。
深夜便で話された内容の要点は下記である。
1. 愛国心は持っているつもりだが、愛国主義となると首肯できない。こだわりも度が過ぎて原理主義的になってはいけない。
2. 体験から、民族共和を大事にしている。日本人は、中国人などと仲良くしたうえで、違いを尊重し合うのが平和につながる。
3. 自分は右翼でも左翼でもない。異端というところだ。(筆者注:ユーモアあり)
コラム 愛国心は誰の心の中にもある。強制するものではなく、自然に育つよう計らうものだ。国旗国歌の強制を叫ぶ人を見ると、戦時中の隣組の班長さんの顔がダブって見える。
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