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21世紀の外交戦略③ 地域連合の重要性 [平和外交]

 前回の当ブログで、世界政府の構想を総論として述べた。これから各論に入るが、地域連合が最重要なので真っ先に取り上げる。

第一次世界大戦後、地政学的見地から世界を四つの地域連合に分けて政治の安定を図る提案があった。「遠い親戚より近くの他人」の諺のとおり、近隣諸国の共存共栄をベースにした地域連合の構築こそ平和への処方箋である。

筆者が提案する21世紀の地域連合は、米州連合、アジア連合、欧州連合の三つであり、構成国は前回ブログに記載したとおりである。各地域連合は、国連総会の傘下に入って、緩やかに統合されることになる。

各地域連合は世界政府の小型版であるが、三つの地域連合は、それぞれの地域の環境や特性に合わせて、それぞれの組織・機能を持ち、進化・成長を目指すのが良い。

 

コラム 「ブレークスルー思考」

グローバル化など、激変の時代には、過去の延長線上に未来はない。社会の制度を含めて、万物はシステムの集合で、階層構造をしている。各システムには目的がある。目的の目的を問い続けていくと、究極の目的に到達でき、目的に適った問題解決を果たすことができる。

 ここで紹介する「ブレークスルー思考」は、目的展開、アイデア展開、構想策定、実施計画、実施の工程により、問題解決を構想し、構想を実現するための手法である。

この手法は身近な仕事から、難しい政治のテーマにまで適用可能である。

 <目的展開の参考事例>

話し合う→相手を理解する→交流する→助け合う→生活を豊かにする→平和で豊かな社会を作る→世界中を平和で豊かにする→地球を楽園にする

さしずめ、21世紀の外交戦略のターゲットコンセプトは「世界中を平和で豊かにする」となるであろう。実現する夢を大事にしたい。


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